
病気やけが、盗難などにより加入中の海外旅行保険を使う必要が出てきたとき、いざ請求となると意外と戸惑う人も少なくないのではないでしょうか。個々の事例により必要書類は変わりますが、今回はニュージーランドの保険請求でよく見かける一般的なケースを使って、概略をご説明します。
新田直人
ニュージーランド政府公認のファイナンシャルサービスプロバイダー。AIA Financial Services Network所属のFSNシニアアドバイザーとして、医療保険や死亡、疾病保障といった生命保険からワーキングホリデーや旅行者向けの保険、留学生保険などを扱う。
どうしたらいい?最初の請求で必要な物
まず、ポリシーナンバーといわれる保険番号を確かめましょう。続いて用意したいのは、保険の請求用紙。中には当然だと思われる方もいるかもしれませんが、意外と「そんな用紙が必要なんですね」という答えが返ってくることが多いものです。持っていない場合は、保険会社から取り寄せる、あるいはウェブサイトからダウンロードするといった手段で入手してください。
請求用紙を見るといろいろと細かく書いてあるように見えますが、ほとんどの場合は医療の請求、携行品の請求といった具合に項目別に分かれているだけで、自分で記入する部分は意外と少なかったりします。また、必要な証明書類の記載があることが多いので参考にもなります。
病気やけがなどの医療費を請求する
保険の請求をするときには、こちらに該当する人が多いのではないでしょうか。ニュージーランドで保険に加入した場合、一度は費用を自分で立て替えて後から請求することが多いため、治療や薬などにかかった費用の領収書が必要になります。なお、キャッシュレスサービスはありません。
続いて用意するのは、診断書(Medical Note)。診察を受けたときに「保険の請求に使うからMedical Noteを出してほしい」と頼むと、大抵は無料で作成してくれるはずです。
注意点:
- 費用が高額になる場合は事前の連絡が必要。心配であればその都度、少なくとも専門医にかかるようなときは保険会社に一報を入れておくと安心です。
- 緊急の場合を除き、GPで最初の診断を受けなければなりません。直接スペシャリストから治療を受けると、自己診断を行ったという理由により請求できないことがあります。
- 請求までに必要以上に時間がかかってしまうと受け付けてもらえないことがあるので、速やかに手続きをするようにしましょう。
整理整頓が大事!その他の請求
請求に必要な書類はケースによって違ってくるため、用紙をよく読んでそろえてください。もし何か「保険請求できるかも」と思ったら、関わった領収書や書類、連絡先などは全て保管しておくことをおすすめします。
また、携行品の保障は、持ち主であることの証明として領収書の原本が必要な場合がほとんど。ニュージーランドで購入した商品の領収書は捨てずに取っておくようにしましょう。パソコンや携帯電話、カメラなど、日本から持ってくる物の領収書に関しては、出発前に整理して家族に預けてくると良いかもしれません。
この記事はできるだけ正確を期すように心掛けていますが、あくまで一般的なガイドラインであり、これらの情報を利用して発生した損害についてはいかなる場合も一切の責任は負うことができませんので予めご了承ください。詳しくは naoto.nitta@aiafsn.com または0800-664-882までお気軽にお問い合わせください。相談は無料です。
